パワハラで訴えられ・・・

夏に向かうこの季節暑さ対策は大丈夫ですか?
私は夏が大好きなので今からワクワクしています。

今日は派遣先で「行き過ぎた指導」が行われ、パワハラと訴えられた裁判例を見ていきます。

本件は派遣労働者が派遣先の管理監督者からいわゆるパワーハラスメントを受け、
派遣先を辞めざるを得なくなったと主張して、使用者責任および慰謝料200万円を求めた裁判です。

高裁判決では使用者責任を認めつつ、問題の言葉に強い害意はないとして慰謝料30万円に
減額した判決となりました(アークレイファクトリー事件)。

ここでパワハラの定義を確認していきましょう。

「職務上の地位又は優位性を背景にして、本来の業務の適正な範囲を超えて継続的に相手の
人格や尊厳を侵害する言動を行うことにより、就労者に身体的・精神的苦痛を与える、
または就業環境を悪化させること」

となり、管理監督者が労務遂行において、指示を出す場合、適切な言動が求められています。

本件では、派遣労働者に対して指示に従わなかったことについて殺すぞと発言していたことが
取り上げられています。

業務上の正当な注意指導や業務命令と言えるか、いじめ、嫌がらせ目的ではないか?
発言内容等が人格権を侵害するものか、頻度、継続性の程度等が総合的に判断されます。

言い方次第で相手への伝わり方も変わりますね。
普段からコミュニケーションを良くしておくことが一番大切なことなのかもしれません。
スポンサーサイト